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【第21回 ワークショップ】中国唐代の飲茶文化

ワークショップ「中国唐代の飲茶文化」

悠久の中国茶の歴史の中で唐の時代は、茶の生産が盛んになり、喫茶の習慣が全国に広まった重要な時代でした。
茶神陸羽によって著された世界最古の茶の専門書『茶経』は、この時代の茶文化を体系化し、後世に伝える重要な役割を果たしました。

本講座では、茶文化の歴史の中の唐の時代にスポットを当て、時代背景を紐解き、茶の製造や茶道具、飲み方などを解説します。
講義中には、現代の中国では希少な唐代と同じ蒸青の緑茶【恩施玉露】を味わっていただきます。
実演では、滋賀県大津市坂本にある日本最古の茶園【日吉茶園】とその周辺の茶ノ木から、八十八夜に新芽を摘み、唐代の製法に従い製茶した【坂本餅茶】を、『茶経』の記載に従い煎じます。

【日吉茶園】は、遣唐使として唐に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山延暦寺を開創され天台宗の開祖となられた伝教大師最澄が、唐より茶の種を持ち帰り滋賀県大津市坂本の地に蒔いたと伝わることより日本最古の茶園と称されます。
【坂本餅茶】は、日吉茶園にまつわる茶文化を調査伝承することを目的に活動する「日本最古のお茶伝承プロジェクト」の協力によりご提供します。

唯一無二の貴重な坂本餅茶を1200年前にタイムスリップして味わう、特別な時間をお楽しみください。

プログラム

・留香茶藝・李自強宗師による講演(60分)

・唐代煮茶の実演(30分)

唐代煮茶の実演と演出:
堀井美香(留香茶藝上級指導老師・日本最古のお茶伝承プロジェクト代表)

 

実行委員会より

前回に引き続き、ワークショップを留香茶藝さんに行っていただきます。
今回のテーマは、中国の唐の時代の茶文化について座学で学びながら、喫茶風習の再現を見て、体感しながら学んでいくという体験型の講座です。
貴重な再現茶を振る舞っていただけるとのことですので、きっと大いなる学びのある講座になると思います。


【時 間】2025年11月23日(日)
第一回 10:30~12:30
第二回 12:30~14:00
第三回 14:30~16:00

【出 演】留香茶藝
講演:李自強宗師
実演:留香茶藝指導老師

【会 場】地球にやさしい中国茶交流会 ワークショップ会場(2階メイン会場奥側)
※メイン会場への入場には時間を要する場合がございますので、お早めにお越しください。

【参加費】6,000円 ~【恩施餅茶】のお土産付~

【定 員】15名

2025年11月1日(土)21時より予約受付開始

【予約フォーム】以下のフォームをクリック

第一回 10時30分~12時
第二回 12時30分~14時
第三回 14時30分~16時