「茶旅のみやげ話・福建紀行」開催報告と次回開催について
去る7月23日(土)、定例開催1回目となる「茶旅のみやげ話・福建紀行」を開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、約30名の方にご来場いただきました。
今回のテーマは「福建紀行」ということで、
- 多くの華僑の出身地である・福清
- 伝統的な白茶産地である・政和
- ”万里茶路”の起点である・武夷山
- 武夷山から山を越えた向こう側・江西省河口
などの産地について、お話をいただきました。
各産地のお話はもちろんのこと、須賀先生の最近のテーマである”万里茶路”についても、少しずつお話をいただいています。
また、余談という形で今の中国のありのままの姿を知ることができるのも、この「茶旅のみやげ話」の魅力です。
今回は、「配信されたばかりの”ポケモンGO”は中国でどうなるのか?」「中国の茶文化産業とは?」など、お勉強という形ではなく、あくまで”面白い話”として中国の事情を感じていただけたのではないかと思います。
さて、好評につき、次回の開催も決定いたしました。
<茶旅のみやげ話・湖南・湖北の万里茶路>
日時 : 2016年9月25日(日) 13:30~15:30
会場 : 東京・中央区立産業会館 4階 第1集会室
東京都中央区東日本橋2-22-4
講師 : 須賀 努 先生 Webサイト「茶旅 アジア茶縁の旅」
会費 : 2,500円 ※当日会場にて申し受けます。
予約 : 中国茶情報局CTTea.info にて、お申し込みいただけます。
次回は、須賀先生が現在注力されている”万里茶路”の中の大茶産地、湖南・湖北両省の茶旅のお話です。
万里茶路の全盛期は、ヨーロッパの大国のお茶への憧れが強かった時代でもあります。
中国の内陸部にある両省ですが、そこにはロシアの資本による工場跡地があるなど、あまり日本では紹介されていない様々な歴史があります。
両省は、最近盛り上がりを見せている黒茶のほか、ユニークな固形茶である米磚茶や青磚茶などもある地域です。
そのようなお茶を飲みながら、中国内陸にある両省のお話をお聞きいただければと思います。
ご予約は 中国茶情報局CTTea.info にて承っておりますので、是非ふるってご参加ください。