【第19回 セミナー】「お茶の淹れ方とおいしさを科学する：最近の話題」茶学術研究会

茶学術研究会共催セミナー「お茶の淹れ方とおいしさを科学する：最近の話題」

茶にかかわる研究者らでつくる茶学術研究会（事務局・静岡県茶業会議所）。

今回はその研究成果の一部を、地球にやさしい中国茶交流会の会場をお借りして発表いたします。
当会通例のシンポジウム形式で実施しますので、参加者の方からのご質問も募りながら、議論を深めて行ければと思います。

今回はYouTubeでの配信も行います。
チャット機能も有効にしますので、オンラインを通じても議論を深めていくことが出来ればと思います。

演題は以下の通りです。

講演1．カップ一杯の科学：最新の成分分析値に基づくお茶の種類と淹れ方による違い（45分）　一家 崇志 先生

お茶の種類や淹れ方によって変化するお茶の味わい。

これらについて最新の成分分析値に基づき、「カップ一杯の世界」を科学的視点で覗いてみます。

 

講演2．お茶の淹れ方やおいしさの変遷について（45分）　中村 順行 先生

これまで日本人は抹茶や番茶、煎茶など各種各様のお茶を歴史の変遷とともに飲んできました。

その茶種の推移に伴う時代背景を鑑みながら淹れ方やおいしさを再確認し、日本茶のおいしさとはどのようなものか紹介します。

 

ご参加の皆様との質疑応答（30分）

ご参加の皆様と質疑応答を行うことで、議論を深めていきます。

YouTubeのチャット欄からの質問も大歓迎です（配信映像は現地と約30秒ほどのタイムラグがありますので、ご了承ください）。

 

実行委員会より

お茶の研究者の方が集まっている茶学術研究会さんとの共催で、本格的なシンポジウム形式のセミナーを実施することになりました。

今回は、お茶を飲む人なら誰もが気になるであろう「お茶の淹れ方と美味しさ」について、2名の講師の方に異なる視点からの講演をいただきます。
その上で、会場やYouTubeから参加している方より、質問をいただきながら、より議論を深めていくとのことです。

研究者の方に実際に日頃の疑問などを聞いてみることの出来る、またとない機会ですので、是非ご参加ください。

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【時　間】2023年12月2日（土）　15:00～17:00

【司会・講師】

司会：茶学術研究会　会長　山田　浩（やまだ　ひろし）　先生
静岡県立大学特任教授（茶学術研究会　会長）。
1981年に自治医科大学を卒業。公的病院や診療所に勤務後、1994年、同大学大学院医学研究科博士課程を修了（医学博士）。
その後、スウェーデン・カロリンスカ研究所臨床薬理学講座に留学。聖隷浜松病院、浜松医科大学勤務を経て、2005年より静岡県立大学薬学部教授。
2022年から現職となり、緑茶の効能に関する研究を継続しています（2023年6月からは大学院「茶健康科学講座」を兼務）。

講演1：静岡大学学術院准教授　一家　崇志（いっか　たかし）　先生
2008年に岐阜大学大学院連合農学研究科を修了（博士（農学））。
2009年に（独）農業生物資源研究所特別研究員を経て2010年に静岡大学農学部助教。2017年より静岡大学学術院農学領域准教授。
2022年11月より静大ベンチャー企業Aoi Gin Craft Technology株式会社代表取締役に就任。
植物栄養学や植物分子遺伝学が専門で、チャやワサビをはじめとする植物の機能解明研究に従事する。

講演2：静岡県立大学特任教授　中村　順行（なかむら　よりゆき）　先生
静岡県に奉職以来、チャの育種分野を中心に研究を行い、これまで「おくひかり、さわみずか、山の息吹、香駿、つゆひかり、ゆめするが、しずかおり」などの品種育成に携わる。
その後、静岡県立大学食品栄養環境科学研究院茶学総合研究センター長として茶の生産・加工、機能性、マーケティングなど幅広く活動中。1977年3月、岩手大学大学院修士課程修了。
2008年4月、茶業研究センター センター長。2014年4月、静岡県立大学 食品栄養環境科学研究院 茶学総合研究センター センター長 特任教授。

【会　場】地球にやさしい中国茶交流会　セミナー会場（４階第１会議室）
※メイン会場と別フロアですのでご注意ください。受付は直接セミナー会場にお越しください。

【参加費】無料　※茶学術研究会 共催イベントのため

【定　員】24名（以下のフォームよりご予約ください）
＋地球にやさしい中国茶交流会YouTubeチャンネルにてライブ配信（無料で視聴いただけます）

2023年11月11日（土）21時より予約受付開始

【予約フォーム】以下のフォームをクリック